MS&AD事務サービス株式会社 - 立ち止まらない保険。

キャリア事例紹介CAREER

CAREER

MS&AD事務サービスには、
そのフィールドを活かし
多様なキャリアを描いています。
ここでは、3名の社員が入社から
どのようなキャリアを辿ったのか、
ご紹介します。

CAREER MODEL

ライフステージに合わせてキャリアアップ。
プライベートも仕事も充実させながら働ける。

2000年入社損害サポート事務部
BRIDGE淀屋橋事務チーム
主なキャリア変遷
2000年~2004年計上部 新種傷害チーム

周囲の先輩ワーキングマザーに支えられて勤務し、パート社員から契約社員へ。

33歳の時にパート社員として入社しました。担当したのは、保険申込書類の記載内容を、システムに入力するという仕事。当時は子どもが小学4年生で育児の心配事も多かったのですが、周囲にはワーキングマザーが多く、さまざまなアドバイスをいただいて助けられました。入社当初は夫の扶養家族の範囲内に収まるように調整しながら勤務していましたが、仕事に慣れてくると、今後のライフプランについて思いを巡らせるようになりました。「もう数年経てば育児負担が軽減する」「さらに数年経てば子どもは独立する」――そんな変化に対応しながら豊かな生活を送り続けられるよう、準備しておくべきだと思ったのです。そこで、当時の上司に願い出て契約社員として登用していただきました。

2004年~2008年積立会計部 年金支払チーム

保険会社への出向を通じてグループシナジーや自身の存在意義を実感し、正社員に。

前部署で担当していた業務が社内の他部署に集約されたため、私も積立会計部に異動することに。そのうえでグループ内の保険会社の営業事務部に出向し、年金支払業務やコールセンター業務を担当しました。近い将来、当社で新しく同業務を受託することになっていたので、事前研修という位置づけです。保険会社の社員からは、商品知識についてはもちろん、お客さまへの対応法など、さまざまな点で丁寧に指導していただきました。以前は目先の仕事をこなすことだけで頭がいっぱいでしたが、出向したことでグループ全体を視野に収められるようになりました。特に、グループ各社がどのように機能分担しているのか理解を深め、そのうえで自社や自身の存在意義を実感できたことは大きかったですね。おかげで、能力や経験の幅をさらに広げていきたいという意欲が刺激され、自ら希望して契約社員から地域社員に転換しました。

2008年~2011年積立会計部 長期保全チーム~業務部

保険事務の経験・知識の幅を広げてから、自社の全体像を俯瞰する部署へ。

保険契約の内容の見直しや逝去にともなう解約・相続など、保険の加入状況は時間の経過とともに変化します。こうした変化の捕捉・フォローをミッションとする長期保全チームに異動しました。新たなことを一から学び直すのは大変でしたが、それ以上に、保険を通じてお客さまの人生の転機前後のつながりを紐解いていく点に手ごたえを感じていました。当時は、社内で先輩から教わるだけでなく、相続や民法に関する書籍を購入してきて知識強化に励んでいました。その後、自社の全体像を俯瞰できるような職務も経験したいと思うようになり、入社10年目に業務部へと異動させていただきました。そこでは新入社員の採用や育成に関連する業務を担当。社内各部署の業務契約や所属人数を把握する必要があり、自社の組織体制や方針などを学ぶいい機会になりました。

2011年~2019年積立会計部 満返財形支払チーム

挫折を味わうも、経験を活かせる部署に異動して心機一転。新たな醍醐味も見出す

直前の業務部では自社について理解を深められた半面、実務面では臨機応変に対応できず、挫折も味わいました。自ら希望して異動してきたのに仕事をうまくまわせず、自責の念を抱えていると、当時の上司が「当社にはいろいろな仕事があるから、向き不向きがあって当然」と、異動先を探してくださいました。それが満返財形支払チームです。年金支払業務を担当する部署で、保険会社への出向や長期保全チームでの経験・知識を活かせました。仕事に対する自信を取り戻すとともに、キャリアを重ねる意味・意義を改めて実感。この部署では、ミス防止や効率アップを目指し、業務のスキームを構築するという職務も経験しました。同じ目標に向かってみんなで力を合わせることの醍醐味を味わった時期でもあります。

2019年~現在MSA事務部MSA千里事務チーム ~ 損害サポート事務部BRIDGE淀屋橋事務チーム

夫の転勤にともない自身も異動。新天地では多様性を受け入れる社風を実感。

満返財形支払チームで「定年まで勤め上げよう」という想いを強くしましたが、そんな矢先、夫が大阪に転勤することに。子どもがすでに独立していたことも含めて今後の在り方を考え、夫婦一緒に生活したいと思い、異動願いを出しました。結果、MSA千里事務チームに異動。入社後初となる生命保険関連業務に従事することになりました。もちろん、失敗や空回りも多くありましたが、以前の同僚に励まされたり、異動先の仲間に温かく支えていただいたりで、なんとか馴染むことができました。多様性を受け入れ、柔軟に対応するような社風が根付いていたおかげだと感謝しています。そして、入社22年目からは新たに設立された部署に異動し、マネージャーとして管理運営に取り組んでいます。プライベートでは、週末になると各地でドライブを楽しんでいます。夫婦でさまざまな土地を訪れることでリフレッシュするとともに、定年後にどのような暮らしを送るべきかを考えるヒントにしています。

職務を通じて自身の強化課題を見つけ、
新たなチャレンジを通じて成長を続ける。

2009年入社損害サポート事務部
BRIDGE千里事務チーム
主なキャリア変遷
2009年~2012年CNT計上部 団体傷害チーム

社会人としての基本を習得したほか、コミュニケーションの大切さを実感。

入社後は、企業や学校などに所属する方が加入する団体傷害保険を対象に、加入内容をシステムに登録する部署に配属されました。日本全国から届く加入申込票を見て記載内容をチェックし、不備があった場合はグループ内保険会社の営業担当に再確認を要請します。内容を整えた上で私たちがシステムに登録すると、他部署がそのデータをもとに保険の加入者証や証券を発行します。営業担当との電話でやりとりする際の言葉遣いや、メール・資料といったビジネス文書の作成法など、社会人としての基本を指導していただきました。所属チームは総勢約100名の大所帯でしたが、そのなかでパート社員を対象にしたシフト作成や業務管理も担当。伝えたいことを正確に理解してもらうには、接し方を工夫する必要があることなどを学びました。

2012年~2016年CNT計上部 団体傷害チーム

新入社員の指導担当や中堅社員としての橋渡し役など、職務領域が広がる。

入社4年目に、新入社員の指導担当になりました。分かっているつもりでも、素朴な疑問をぶつけられると答えに詰まったりして、教える立場の難しさや大変さを痛感しました。同時に、自身の知識レベルを振り返り、改めて学ぶべき点を再確認するいい機会になったと思います。6年目になると、中堅としてチーム内で先輩と後輩の橋渡しを務める機会が増えていきました。それと同時に、さまざまな仕事を抱え込んでいっぱいいっぱいになってしまったことも。後輩から「手伝えることはありますか?」と声をかけてもらったり、先輩から「もっと周りの力を借りたほうがいいよ」とアドバイスされたりで、中堅だからと無理をするのではなく、素直に周囲に助けを求めることも大切なのだと学びました。

2016年~2017年留学

子どものころからの夢だった海外留学を実現させ、主体性や積極性を養う。

両親が旅行好きだったため、私は幼いころから海外の異文化に触れることが好きでした。「いつかは留学したい」という夢を抱き続けて育ったため、就職後は少しずつ資金を貯めていたのです。また、会社での実務を通じて、精神面の弱さや視野の狭さなどを痛感する場面が多かったため、自身を成長させるためにも留学は必須だと考えました。そこで、入社8年目に思い切って退職し、オーストラリアのシドニーで1年間留学しました。現地の語学学校やホームステイ先でさまざまな国の人と出会うなか、相手の意見や文化を尊重する姿勢、自身の考えをしっかり相手に伝えるコミュニケーション能力、慣れない環境下でも柔軟に適応する臨機応変さなどを養うことができたと思います。

2019年~2021年CNT計上部 団体傷害チーム

仕事に復帰し、発信力や広い視野、対応力などが備わったことを実感。

留学から戻って2年後、縁があって再びMS&AD事務サービスに再就職することができました。3年間のブランクが空いたのですが、幸運なことに配属先は退職前と同じ部署。部署内のメンバーの誰もが温かく接してくれたこともあり、早い段階で仕事の勘を取り戻すことができました。退職前の私は人前で自分の意見を発信することが苦手でしたし、目の前の業務で頭をいっぱいにしてしまうことが多かったのですが、復帰後は仲間とスムーズに意思疎通できるようになり、多忙でも周囲に目配りできるようになっていました。自分の弱点を一定以上強化できたことを実感し、留学を敢行したのは正解だったと思いました。同時に、温かく迎えてくれたメンバーには本当に感謝しています。

2021年~現在損害サポート事務部 BRIDGE千里事務チーム

新部署の立ち上げメンバーに。多様なメンバーから刺激を受けながら職務に励む。

会社に復帰して勘を取り戻したあたりから、自身のこれからのキャリアビジョンについて思いを巡らせるようになりました。そんな折に、上司との面談で、社内に新たなチームが発足するという話を聞いたのです。従来は書類の記載内容を手入力していた業務が、PDF化よって自動的にシステム登録され、これにともなって新たに保険金の支払業務を取り扱うという部署です。ぜひ立ち上げから参加してみたいと思い、異動を願い出たところ、希望をかなえていただけました。新設部署なので、メンバーの誰もが他部署からの異動で、バックボーンはさまざまです。そのぶん、協議していると多様な意見や経験談が出てくるので、とても刺激になっています。今後も、新たなことに挑戦する積極性を持ち続けて、既成概念にとらわれないキャリア形成につなげていきたいです。

新人時代、育児と仕事の両立、新部署設立。
節目節目で周囲に助けられながら経験を広げる。

1991年入社東日本損害サービス事務部
企画支援チーム
主なキャリア変遷
1991年~2004年データ生成部 事務第3グループ

周囲の先輩社員から親身に接してもらい、のびのびと仕事に臨めた新人時代。

入社後、最初に配属された部署では、自賠責保険を対象に、契約・異動の内容をシステムに反映させる計上業務を担当していました。保険の知識はもちろん、社会人としての振る舞いも身に付いていない私に、先輩方がとても親切に指導してくれたことが深く印象に残っています。というのも、学生時代のアルバイト先では社員の方々の関係がギスギスしていて、社会に出たら自分もそんななかで立ち回らなくてはいけないと思い込んでいたからです。誰もが親身に質問・相談に応じてくれるなかで、さまざまな知識・スキルを身に着けていけることがうれしかったですね。みなさんのおかげで、のびのびと仕事に従事できました。

2004年~2009年首都圏業務部 データ第二チーム

新規業務受託にともなって新設された部署に異動。品質向上に携わる醍醐味を知る。

入社してからの13年間で異動や配置転換は経験しましたが、勤務先はずっと聖蹟桜ヶ丘の事業所でした。他の拠点に勤務して経験や人脈の幅を広げたいと思っていたところ、新たな受託業務に対応する部署が府中事業所に新設されると知り、異動を希望しました。異動先では、デジタル化した契約書類の内容をチェックし、不備がある場合は修正するという業務を担当しました。これは、会社として新たに受託することになった業務だったため、異動時は取組方法が完全には固まっていませんでした。メンバー全員で失敗を共有してどのような防止策を施すべきかを協議したり、実務経験を積むなかでより効率化できるアイデアを出し合ったりと、試行錯誤しながらスキームを構築していきました。この経験で、自分たちの力で品質向上を実現させることの醍醐味ややりがいを知り、思い切って異動の希望を出して正解だったと今でも思っています。

2009年~2018年首都圏業務部 計上第二チーム

思いがけずチーム長に昇格。戸惑いながらも挑戦し、大切な心がけを学ぶ。

府中事業所に異動してから6年目を迎えたタイミングで、思いがけずチーム長の内示を受けました。前任チーム長の異動にともなう昇格なので、直接指導を受けながら少しずつ慣れていくという道筋をたどれません。まったく自信がなく、不安でいっぱいになり、本気で会社を辞めようかと思ったくらいです。そんなときに、チームメンバーがサプライズで昇格祝いのパーティーを開催してくれました。「せっかくメンバーに恵まれているのだから、みんなの力を借りながら頑張ってみよう」と思い直し、チーム長の業務に挑むことに。そのなかで、各メンバーがモチベーションを高く維持できるように明確な目標を示すこと、積極的にコミュニケーションをとって意見や想いを汲み取ることの重要性を学びました。

2018年~2021年損害サービス事務部

子育てと仕事の両立、新規部署の設立などを通じて、社員の温かみを実感。

府中事業所で勤務している間に産休・育休を取得し、復職した翌年度に損害サービス事務部に異動。異動にともない、グループ内の保険会社に出向することになりました。育児の関係で、しばらく時短勤務制度を使わせてもらいましたが、周囲の誰もが理解を示し、温かく協力してくださったので、大変な時期を乗り越えることができました。とてもありがたかったですね。また、復職から丸3年経過したところで、社内で初となる損害サービス部門の業務受託にともなう新設部署の立ち上げに、チーム長として関わることになりました。パート社員の採用や業務スキームの構築など、すべてが一からのスタートで、本当に大変でした。それでもなんとか安定運営にこぎつけられたのは、周囲の温かなサポートがあったからこそ。ここで触れた数年間は、特に所属メンバーの親切さが身に染みた時期です。

2021年~現在東日本損害サービス事務部 企画支援チーム

総勢約300名となる新体制の立ち上げに関わり、さらに経験の幅を広げる。

損害サービス事務部のチーム長になってしばらくすると、兼務の形で企画支援チームにも所属し、新システム導入にともなう新規業務受託に向けた準備に従事しました。東西に拠点を新設し、総勢約300名で対応するというビッグプロジェクトです。大量のパート社員を採用できる地域の模索、採用プロセスや採用後の育成方法の検討など、無数の課題に取り組んでいきました。委託元の保険会社や人材派遣会社など、社外の関係者とのやりとりも多く、さらに経験の幅を広げることができています。振り返ってみると、ライフイベントや成長度合いに応じて、本当にさまざまな挑戦の機会を与えてくれる会社だと思います。会社として受託する業務領域は今後さらに増えていくと思うので、チャレンジを続けていきたいと思っています。

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